尾燈去ル

生きるための記録。

五頭連峰縦走(松平山~五頭山~菱ヶ岳)

最近は山ばかり登っている。

今回縦走したのは、阿賀野市と阿賀町にまたがる五頭連峰。連峰と言っても最高峰でも1,000mなく、無雪期ならばハイキング気分で登れる山々。

 

AM6:00、魚止の滝駐車場に車を停め、松平山へ登り始める。

魚止の滝は中々の水量。

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北東間近に二王子岳が見える。

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AM7:30松平山山頂(954m)へ到着。

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ここから稜線を歩く。

大荒山(900m)を過ぎてしばらくすると、開けた場所に出て五頭五峰が一目瞭然。

しかし、数えてみると…峰が6つある。?

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どうやらこういうことらしい。

上の写真で右から、五ノ峰(860m), 四ノ峰(871m), 三ノ峰(873m), ニノ峰(890m), 一ノ峰(910m)。そして一番左の峰はというと、

五頭山の三角点が設置されているのは、一ノ峰から北東へ約500m離れた、五頭連峰主稜線上の912m峰である(旧来、小倉"こくら"と称される平頂) ―――wikipedia「五頭山」より引用

だそうだ。(この位置関係は帰ってきてからやっと把握できた)

 

AM8:25 五頭山三角点についた。少し開けているだけの場所。

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稜線を更に南西にずんずんと歩く。飯豊連峰が終始左手後方に見えたが、まだこの時分には雪は無かった。

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更に遠く、磐梯山の尖った山容もはっきりと見えた。

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AM9:40 目標としていた菱ヶ岳に着いた。菱ヶ岳手前では何人かの登山者に会ったので、労をねぎらいあった。宝珠山の方から登ってくる人が多いようだ。

南西の方向に懐かしい稜線が見えた。八海山のあの岩場だ。越後三山のその向こうには、ひときわ高い二峰、尾瀬の燈ヶ岳と至仏山が見える。

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さて、帰路につく。

帰り道は五頭五峰を上って下って、赤安コースを一般道まで下るルートをとる。

元きた道を引き返して、五頭山三角点の手前で左へ折れ、一ノ峰へ。

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人が結構いるなぁ…と思って五ノ峰まで下ったら、更に人で溢れていた。30人位はいただろうか。中には親子連れも。

なるほど、新潟市内から適当なハイキングというと、皆、弥彦山や角田山の他に五頭山にも来るわけか。(多くの人は三角点まで行かず、一ノ峰までのようだけれど)

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人混みは嫌いなので帰路を急ぎ、AM12:10には赤安コースの登山口へ下りた。

そして、舗道15分ほど歩いて魚止の滝駐車場へと戻った。

 

感想としては、松平山~五頭山~菱ヶ岳の稜線歩きが気持ちよかったなあ、と。

やっぱり尾根が好き。そして、飯豊連峰への憬れも募った。